井上泰幸の足跡をたどる

世界を驚かせたミニチュア特撮　
円谷英二特技監督を支えた映画デザイナー
井上泰幸は古賀市出身であった。

ギャラリー

企画展(7/18～8/31)

「井上泰幸氏の生い立ち」「夫婦の絆」「作業場再現」「井上泰幸からうまれたもの」の4つのコーナーがあります。2014年3月にご遺族から古賀市に寄贈を受けた井上泰幸監督の遺品のほか、映画化された作品の絵コンテやスチール写真約120点などが展示されてます。

トークショー＆上映会(8/23)

井上泰幸さんをよく知る特撮美術監督の三池敏夫氏をお招きし、井上泰幸氏の人となりや功績をご紹介いただきます。また、井上氏の手がけた作品の中のひとつ『空の大怪獣ラドン」の上映を行います。

開催日：８月２３日（土）
開場：１２：３０
開演：１３：３０
入場料：前売1,000円、当日1,200円

チケット取扱：古賀市観光案内所（JR古賀駅内）、チケットぴあ（Pコード553-245）、実行委員会

（>>より詳しくはこちら(pdf))

子どもワークショップ

主に古賀市内の小中学生を対象として、特撮体験をテーマとしたワークショップを開催します（連続三回）。

第一回目のレポートはこちら

会場案内

開催地は、井上泰幸監督の生まれ育ったまち【古賀市】。企画展は古賀市立歴史資料館で、関連イベントのトークショーは古賀市中央公民館で開催します。

企画展総監修三池敏夫氏

1961年生まれ。熊本県出身。特撮美術監督。
井上泰幸・大澤哲三の下で特撮美術監督の腕を磨き、平成ガメラ三部作、ウルトラマンシリーズ、ゴジラシリーズ、「男たちの大和/YAMATO」、「巨神兵東京に現る」などの数々の作品のミニチュア美術を担当。井上泰幸氏の研究者であり後継者であります。

協賛募集中

この企画展・イベントは、ご遺族の熱い願いを受けて、行政の支援をいただきながら市民主導で立ち上がりました。古賀市が生んだ井上氏の功績を称えると共に、多くの方に喜んでいただける企画展を開催することで、古賀市の益々の賑わいと発展に寄与したいという思いで準備をすすめております。
しかしながら、版権に係る各種の制約が生じている中での活動の為、PR 活動、企画展・関連イベント実施において予定以上に資金が必要となってきております。
企画展の趣旨にご賛同いただける企業・団体・市民の皆様に、協賛金へのご協力をお願い致しております。

協賛趣意書はこちら。

ご協賛いただいた企業様等、本サイトにてご紹介させていただきます。

（>>より詳しくはこちら(pdf)) 　　

トピックス

企画展の見どころ

古賀市立歴史資料館が企画・実施する企画展。
７月１８日～８月３１日に開催します（休館日にご注意ください）。

より詳細なリーフレットはこちら

井上氏は、東宝株式会社の『ゴジラ』をはじめとするほとんどの特撮映画に関わり、キャラクターデザインや本物を追究したミニチュアセット、特撮用大プールからアルファー号やスーパーＸといった超兵器まで、特撮画面に登場したあらゆるものの設計・デザイン・製作を手掛けました。それまでの映画にはなかったリアルな現場のジオラマを再現して特撮美術を創始した功績は、世界で評価されています。

平成24年にお亡くなりになられましたが、井上氏を育んだふるさと古賀の風土と家族愛、アルミ彫刻家として活躍された妻玲子氏とともに歩んだ芸術家夫婦の人生など、井上氏の生涯をたどり人物紹介を試みます。また、ご遺族から市に寄贈された遺品の公開と、ご高配により借用が実現した絵コンテオリジナル作品などの展示によって、井上氏の功績を広く市民に伝え、創造の世界の素晴らしさを味わうとともに、改めて郷土をみつめる機会にしていただきたいと思います。企画展では、以下の4つのコーナーを設定します。

①井上氏の生い立ち
小野村の村医として活躍し顕彰碑が遺された父。夫亡きあと、家と子どもたちを守った母。医者としての見識で郷土に貢献した長兄。祖父、伯父、兄弟姉妹、地域の人、そして友。泰幸少年を育んだ郷里古賀と、そこで真摯にひたむきに生きた人の姿を通して、井上氏の原点を探ります。

【展示品等】
父の顕彰碑や長兄が貢献した古賀上水道竣工記念碑の紹介、家族写真、郷里の写真など

②夫婦の絆
泰幸氏と妻玲子氏は創作活動をともにした芸術家夫婦。互いを認め、互いに支え合い、創作の道を共有して歩んだ夫婦の歴史をみつめます。生きとし生けるものに降り注いだ細やかな愛情、地域や子どもたちのためにと心をつくした夫婦の姿を、寄贈された作品の紹介などを通じて表現します。

【展示品等】
玲子氏の創作活動を記した原稿類、アルミ彫刻作品、夫婦写真、「からくりボックス」｢海岸のジオラマ｣　など

③作業場再現
自宅敷地内に林立する、作業所・撮影所・妻のアトリエ・そして母屋。作業所2階のアルファ企画事務所内、すべてが見渡せる窓の横に泰幸氏のデスクがありました。本物を再現するという信念のもとで、さまざまな製作物の命が生み出された活動拠点を再現します。

【展示品等】
製図用机と椅子、製図用具、井上氏が製作した木製サイドテーブル2台、戦艦などの書籍類、船や帆船の模型、城のジオラマで使用した瓦製作用の型、　机から見える風景写真，作業場風景写真など

④井上泰幸からうまれたもの
世界を驚かせた特撮映画のミニチュア製作。その一つ一つの基礎として描かれた絵コンテと、映画化された作品のスチール写真などから選ばれた約１２０点の作品を展示します。
『ゴジラ対ヘドラ』『空の大怪獣ラドン』『日本沈没』『日本海大海戦』などの作品世界を楽しんでいただけます。

profile

特撮美術監督井上泰幸事業実行委員会

（構成団体：古賀市・古賀市教育委員会・特定非営利活動法人FUKUOKAデザインリーグ・トビオデザイン室・古賀すたいる・古賀ふるさと見分けの会・StudioQほか）

〒811-3192
福岡県古賀市駅東1-1-1　古賀市役所経営企画課内
TEL.092-942-1346
FAX.092-942-3758
maii: pr-koho@city.koga.fukuoka.jp

（サイト運営担当：古賀すたいる）

協力：
企画展運営補助：古賀市文化のまちづくりの会、こが・新宮翼の会
トークショー運営補助：古賀市市民劇団DAICOON
ワークショップ・イベント運営協力：九州大学石井研究室、Ustom、Rec-lab、照明屋
Webコンテンツ制作参加：Qmns

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